全パが2連勝を飾った。地方球場でのオールスターは5年ぶり、熊本県内での開催は初。試合前には2016年4月の熊本地震の犠牲者に黙とうがささげられた。

 最優秀選手賞には先制打を放った西武源田壮亮内野手が初受賞となった。

 前夜の第1戦は3ランを放ったチームメートの森友哉捕手が受賞し2日連続で西武勢がMVPを獲得した。

 大分出身の源田が九州の地でMVPに輝いた。前夜の打撃戦とは一転、序盤は投手戦となった。両チーム無得点で迎え5回無死三塁。全パの西武源田が岩貞から中堅へ先制の適時二塁打を放った。「(MVPは)思い出に残ると思う。(源田の名前入り)タオルを掲げてくれたお客さんもいたし、家族もきてくれていたので、いいところを見せられて良かった」と声をはずませた。