巨人の新オーナーに、読売新聞グループ本社代表取締役社長で、巨人軍取締役広報担当を務める山口寿一氏(61)が就任することが18日、発表された。

 17日に相次ぐ不祥事の責任を取り、老川祥一取締役オーナー(76)が辞任していた。

 

 最近の巨人の不祥事は以下の通り。

 ◆賭博問題 15年11月、野球賭博に関与した福田聡志、笠原将生、松本竜也の3投手が熊崎コミッショナーから無期失格処分を受け、契約を解除された。16年3月には高木京介投手の賭博関与も判明し、1年間の失格処分を受け、契約を解除された。

 ◆声出し祝儀 試合前の円陣で発声を担当した選手が、勝ち試合の後で他の選手から金銭を受け取る行為をしていたことが16年3月に判明。

 ◆傷害と器物損壊 17年7月、山口俊投手が都内の飲食店で泥酔中に負傷。酔って訪れた病院で扉を壊し、男性警備員を負傷させる。8月18日以降、シーズン終了まで出場停止。罰金と減俸は総額1億円以上。

 ◆全裸動画 今年6月10日夜、都内の飲食店で篠原慎平投手が裸になり、同席した河野元貴捕手がスマートフォンで撮影。SNSのインスタグラムに自身のフォロワー限定で公開。

 ◆わいせつ 先週、外部から業務委託で派遣された元トレーナーによる、わいせつ疑惑が一部週刊誌で報じられる。