DeNAが26日、育成選手の田村丈投手(25)を支配下登録することを発表した。

 育成3年目の右腕で、50メートル走5秒7、遠投117メートルという高い身体能力を持つ。今季はファームで25試合登板し自責点はわずか6で、防御率1・88と好成績を収めていた。三原一晃球団代表は「中継ぎとして活躍を期待しての登録」と明かし、後半戦の戦力として昇格を決めた。

 田村は球団を通じて「入団3年目にして、やっとプロ野球選手としての第1歩を踏み出すことができました。1日でも早く1軍の舞台で活躍する姿をお見せし、1軍の戦力として不可欠と思ってもらえるような選手を目指します。ここがゴールではないので、現状に満足せず、もっと成長できるように努力して、まずは1軍公式戦初登板を目指して頑張りたいと思います」とコメントした。