ヤクルト先発の館山昌平投手が、アクシデントに見舞われた。

 4-2の3回、広島鈴木の打球をライナーで右肘の外側に受けた。ベンチに引き揚げる際には、患部が内出血で青くなっていた。

 4月30日以来今季4度目の登板で2シーズンぶりの白星を目指したが、59球で無念の降板となった。

 試合中に病院には行かずにアイシング治療で様子を見ており、大事には至っていない模様だ。試合後、館山は「腕は大丈夫です。先発6枚目ということで何とかチームが勝つ投球をできれば良かったけど、何もできなかった。自分のテンポで投げれば勝利を呼び込めるチャンスはあったかもしれない。(打球直撃は)相手もバットを持っているし、プレー中のことだから仕方ない。チームの流れに乗っていけなかった。またチャンスがある限り、挑戦して、あきらめずにやりたい」と顔を上げた。

 23日にも出場選手登録を抹消される見込み。