日本ハムが、7カードぶりに勝ち越した。

2回と4回に、清宮が二塁打を放ってチャンスメークした好機に、ベテラン鶴岡が2打席連続適時打。先発マルティネスも6回2失点と粘投して9勝目。2点リードの最終回は、25日に1点リードを守れなかった守護神の浦野が無失点で締めて、リベンジのセーブを挙げた。

栗山英樹監督は、8回にも右前打で2試合連続3安打となった清宮に「本当に、プロに入ってから初めて、自分らしく野球をやっている」と評価。最近は勝ちきれなかったチームも、ようやく軌道に乗り始めている。首位西武とは6ゲーム差。「本当に諦めていない」と逆転優勝へ向けて残り30試合に全力を尽くすことを誓った。