阪神才木が自己最多の132球を投げ、6回2/3を4安打2失点(自責0)と試合を作ったが、打線の援護に恵まれず7敗目を喫した。「(投げる)感覚は悪くなかった。失点に四球が絡んでいるのは課題なのでなくしたい」と振り返った。

初回に2安打を浴びるも4番バレンティンを併殺に打ち取った。悔やまれるのは2度の失点に、いずれも四球が絡んだこと。7回2死満塁では2番青木に左前適時打を許して降板。両親が見守る中、132球のピッチングにも「球数は関係ない。まだまだ投げられた。最後、ツメが甘かった。あの場面は抑えたかった」と声を押し殺した。反省の言葉を口にした19歳。無念の投球をムダにはしない。