広島新井貴浩内野手(41)が5日、今季限りでの引退を発表した。同内野手のプロフィルは以下の通り。

◆新井貴浩(あらい・たかひろ)1977年(昭52)1月30日、広島県生まれ。広島工-駒大を経て98年ドラフト6位で広島入団。

07年オフにFAで阪神移籍。08年北京五輪で日本代表の4番を打った。同年12月から12年まで労組プロ野球選手会会長を務め、11年の東日本大震災による開幕延期問題、12年のWBC参加問題などで奔走。14年オフ、阪神に自由契約を申し入れ広島に復帰。05年本塁打王、11年打点王。16年に2000安打達成。ベストナイン、ゴールデングラブ賞各1度。

今季はここまで49試合に出場し打率2割2分2厘、4本塁打。通算成績は2369試合に出場、打率2割7分9厘、319本塁打、1299打点。通算安打は2200本。

189センチ、102キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億1000万円。家族は夫人と2男。弟良太(35)は昨季限りで引退し今季から阪神育成コーチを務める。