8月5日以来の先発だったロッテ涌井秀章投手(32)は8回途中2失点で粘ったが、打線の援護がなく8敗目(5勝)を喫した。

最速148キロの直球にフォーク、スライダー、チェンジアップなどを織り交ぜ、6回まで2安打無失点と好投したが、7回に押し出し四球で追い付かれ、8回は今宮に決勝の適時二塁打を許した。

井口資仁監督(43)は「しっかりと投げてくれたと思います。打線が1点では勝てない。ピンチもありましたけどしっかり抑えてくれましたし、良かったと思います」と評価した。

打撃陣はソフトバンクのルーキー左腕、大竹に7回1失点に抑えられた。

井口監督は「ヒットは出たが、ランナー出てからクイックだったり、タイミングを外された。チャンスでヒットが出ないと点が入らない」と言った。