DeNAネフタリ・ソト内野手(29)が、来季から2年契約を結ぶことが13日、分かった。

1年目から30本塁打をマークする活躍を受け、球団は延長オプションを行使。さらに球団幹部によると「あれだけの活躍をしたのだから延長は当然の選択。交渉していく中で2年という話になった」と複数年契約で合意に至った。ここ1カ月間、話し合いを続けテスト入団では異例の“大出世”となった。

今季、最高のコストパフォーマンスを発揮してきた。昨秋に3Aからテスト生として年俸3500万円の格安で入団。5月6日巨人戦で初出場すると、いきなり本塁打を含む2安打の活躍を見せた。交流戦で不振に陥ったものの、打率3割前後をキープしながら本塁打も積み重ねた。

本拠地の横浜では2度の場外弾を放ち、11日広島戦(マツダ)では大台の30本をマークした。球団史上1年目の30発は15年ぶり3人目で、年俸大幅アップは必至だ。

現役時代、ヤクルトでの来日1年目に29本だったラミレス監督も「素晴らしいのひと言。本当にアンビリーバボー」と驚きを隠せないほど。来季は開幕からフル回転の活躍が期待される。