10年ぶり22度目のリーグ制覇へ突き進む首位西武が2位ソフトバンクとの直接対決を連勝し、12連勝で優勝へのマジックを1とした。

西武は初回、1死一、二塁とし4番山川が左翼へ46号3ランを放ち先制。

ソフトバンクは3回、先頭の9番甲斐が左前打に続き、1番上林の一塁への内野安打を一塁手の山川が悪送球し二、三塁とした。2番川島の内野ゴロの間に1点を返しなおも三塁とすると2死後、4番柳田が二塁へ適時内野安打、続くデスパイネの左翼への適時打で同点とした。

西武は6回、2死一塁で6番中村がバックスクリーンへライナーで飛び込む28号2ランで勝ち越した。

投げては先発の菊池雄星が7回を投げ8安打3失点。デビュー以来、過去18戦で0勝13敗と大の苦手にしていたソフトバンクに初めて勝利した。

西武は29日のソフトバンク戦で勝つか引き分けでリーグ優勝が決定。98年以来20年ぶりとなる本拠地胴上げが実現する。