日本ハムは9日、札幌ドームで約3時間の全体練習を行い、10日から始まるロッテとの今季最終カードに備えた。

公式戦は6日ぶりとなる。ロッテ2連戦を終えれば、中1日でクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ開幕とあって、バントシフトや挟殺プレーなどの確認を入念に行った。

栗山英樹監督はグラウンド入りするなり、練習を注視。右翼ポールの下で、しばらく考え事にふけった。ソフトバンクとのCS第1Sに思いをはせ「向こうの戦力は分かっている。何か(勝つ方法は)ないのかなって考えるよ。何かしでかしたい。データは大事だけど、人の魂に懸けてみるのも1つの手」と、戦略を練っていた。