西南大が快勝して、7季ぶり6度目の優勝を果たし、秋季リーグでは58年ぶりの快挙を成し遂げた。

8勝2敗で並んだ福岡大との優勝決定戦で、1-1の4回に3点を奪って主導権に握ると、先発の広沢俊貴投手(3年=八幡南)が完投勝利。最後は歓喜の輪の中心で、半世紀以上ぶりの優勝をもたらした。

東和樹監督(45)は、15年春にも55年ぶりのリーグ優勝をもたらし、またも58年ぶりの秋季リーグ優勝の味に「選手に感謝したい。投手陣がローテを守って頑張ってくれたし、秋まで残った4年生の頑張りもあった。スーツ組と行っているサポート役の4年生2人の活動もあり、みんなでとった優勝だと思う」と感慨にふけっていた。

西南大は明治神宮大会出場をかけて、26日にヤフオクドームで行われる九州大学野球選手権準決勝で日本文理大(九州地区北部)と対戦する。