ヤクルト上田剛史外野手が16日、9、10月度「スカパー! サヨナラ賞」を受賞した。

対象となったのは人生初のサヨナラ本塁打を放った9月4日の中日戦(神宮)。6点差の9回に武内の本塁打などで同点に追いつき、延長戦へ突入。上田は9-9の11回2死一、二塁でサヨナラ3ランを放ってチームの連敗を3で止め、その後の2位確定への流れを呼び込んだ。

上田は「素直にうれしいです。長い試合だったけど、球場で応援してくれた人とテレビで見ている人に、劇的な、いい試合を見せられたと思う。(本塁打は)一瞬の出来事で何が起きたかよく分からなくて、ホームインして実感が湧きました。そこから巻き返していけた試合になったのなら、すごくうれしいです」と、笑顔で語った。