中日からドラフト1位指名された大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)の来春キャンプ1軍スタートが早くも内定した。与田剛新監督(52)が26日に大阪府大東市の同校を訪れ、指名あいさつ後に明言した。岐阜県出身の根尾は憧れの選手として、今季限りで現役引退した荒木雅博内野手(41)を挙げ、弟子入りを志願した。

<根尾と一問一答>

-中日に入ったら

根尾 与田監督の下でがんばりたい。選手第一に考えてくれる。自分のパフォーマンスを出したい。

-交渉権確定の当たりくじをもらったが

根尾 当然ですが、初めて見た。こういうものなのか。貴重なもの。大事にしたいです。

-入団の気持ちは

根尾 はい。チームの勝利のために何でもする。環境も素晴らしい。

-両親とは話をしたか

根尾 新たなステージに行くので、よろしくお願いしますと。ともに喜んでくれた。

-大阪桐蔭から4人がプロ入りするが

根尾 3年間、日本一を目指した仲間。プロでもいっしょにプレーできる。対戦することもあるので、負けないようにしたい。

-プロでの抱負は

根尾 中日を自分の力で底上げして、勝利に貢献できる選手になりたい。

-二刀流としての投手は

根尾 ゼロじゃないです。力になれるなら、やりたいと思う。出来ないことをやろうとせず、出来ることに集中したい。

-キャンプまではどうする

根尾 守備中心で練習したい。体重が増えている。今は走り込んでいる。中日の練習は厳しいのでついていけるように仕上げたい。

-1軍スタートを目指すのか

根尾 まだ分からない。技術、体力は高校生。土台をしっかり作ってやりたい。1年目の土台を作るなら、今の時期にやってしまいたい。早く上がるのは目標です。