巨人阿部慎之助内野手(39)が6日、来季からの捕手復帰を、自らの発言で明らかにした。

川崎市内のジャイアンツ球場で行われている秋季練習に参加。雨によるグラウンドコンディション不良で室内練習場での練習となったが、キャッチボールやノック、フリー打撃で汗を流した。これまで使用していた一塁用ミットではなく、新たなキャッチャーミットを持ち、キャッチボールでは感触を確かめるように動いた。

14年オフに一塁手に転向した。だが、15年の開幕直後、故障者続出のチーム事情で捕手に復帰。16年は捕手登録に戻ったが、捕手での出場はなかった。久しぶりの捕手復帰に「悔いの無いように、自分の心の中で整理して、監督に伝えて快く認めてもらった。体と相談して、もう1度鍛え直したいなと思います。キャッチャーとしてやるべき準備はたくさんある」と話した。