セ・リーグは6日、19年の公式戦日程を発表した。3月29日、パと同日にDeNA-中日(横浜)阪神-ヤクルト(京セラドーム大阪)広島-巨人(マツダスタジアム)で開幕。巨人は11年ぶりにビジターで開幕を迎える。各チーム143試合を戦う。

例年から日程の組み方を大きく変えた。9月下旬、24~30日の7日間はカードを組まなかった。今季は天候不順で中止が相次ぎ、CS出場球団と最終順位が違う恐れがあった。阪神は14連戦が組まれ(最終的に実施は10連戦)、リーグで初めてCS期間中にレギュラーシーズンの試合がずれ込んだ。この点を反省し、集客の見込める土、日曜日(9月28、29日)も空白とし、未消化日程を組む自由度を高めた。

8月までの月曜日にも予備日を入れる方針も明らかになった。交流戦を除くと、杵渕和秀セ・リーグ統括が「セでは記憶にない」という措置。11月上旬にプレミア12があり、日本シリーズは今年より1週早まる。極力10連戦以上を避けるが、序盤から日程消化に重点を置く。開始時間の入った詳細日程は、来年1月に発表される。【斎藤直樹】

◆阪神の終盤日程 今季は西日本豪雨など自然災害が相次ぎ、阪神は日程消化に苦しんだ。9月26日から10月9日まで球団最長となる14連戦が組まれたが、9月30日の中日戦(ナゴヤドーム)が台風の影響で中止に。最終的には10月1~10日までの10連戦をこなした。9月30日の中止試合は10月13日、CSファーストステージ(ヤクルト-巨人)と同日に行われた。