巨人原辰徳新監督がでMLB選抜を相手に第3次政権の“初陣”に臨んだ。背番号83で本拠地東京ドームに戻ってきた指揮官は縦横無尽に手駒を操り、若手の潜在能力を引き出した。

原監督は松原のプレーぶりに「選手たちが持っている能力というものを、自信を持ってプレーする。チームの中で一番実行しているのが松原です」。

第3次政権の背番号83のユニホーム姿もお披露目された。

「着た時点から過去の数年、多少のキャリアは、自分の中では捨てています。新鮮な形でキャンプも行い、東京ドームで監督として、采配も振るったつもりです。非常に緊張感もありましたし、選手とベンチが一体となって戦っているなと感じた」。

白星には届かなかったが、近未来を背負う若手にとっては自信こそが大きな収穫になった。MLB選抜を上回る12安打で真っ向からぶつかりにいった。

「攻撃陣は自信になったんじゃないかなと。練習通りの力試しの場所。立派にできた人もいる」。