2年目左腕の巨人大江竜聖投手(19)がライバルへ闘志を燃やした。

宮崎での秋季キャンプ最終クール2日目の16日、ブルペン投球を行った。水野投手コーチ、杉内ファーム投手コーチが見守る中、速球、変化球を混ぜながら106球を投げ込んだ。「特にスライダー、カーブを多めに投げました。真っすぐでファウルがとれるようになってきたので、真っすぐの威力が落ちないようにしながら、変化球の精度を高めたい」と目的意識を高く持ち、課題克服に取り組んだ。

今キャンプ期間中にMLB選抜戦を含む3試合に登板し、8回1失点で防御率は1・12と安定した投球をアピールした。同級生の高田も15日の練習試合で5回まで完全投球とインパクトを残しており「意識は強くしています。いつも高田のブルペンなどを見ていて、参考になる部分がたくさんある。負けないように頑張りたい」と切磋琢磨(せっさたくま)し合うことを誓った。