ヤクルトは23日、神宮で「ファン感謝DAY2018」を行い、「2018 ファンが選んだホームゲーム 感動名場面ランキング」を発表した。

5位は、6月28日中日戦で山田哲が放ったサヨナラ本塁打。試合VTRを見た山田哲は「かっこいいですね。(感触は)覚えています。風も味方につけました」と笑顔で振り返った。

4位には、8月16日巨人戦での原のプロ初完封が入った。自らのバットでタイムリーも放ち、投打で活躍。原は「今年はおやじが手術をして、初めて見に来てくれた試合でした。試合前にも少し話して、試合後は食事を一緒にして、『すごくうれしかった』と言われてうれしかったです。完封は初めてだったので、最後までマウンドにいられるのは、うれしいです」と思い出を明かした。

3位は、7月21日中日戦での川端のサヨナラ本塁打だった。川端は「今季は3本塁打と数少なかったですが、いいところで打てました」と振り返った。

2位には、9月4日中日戦の延長11回に上田が放ったサヨナラ本塁打が入った。劇的な勝利だっただけに、上田は「1位だと思ったんですけどね」と首をかしげ、詰めかけたファンの笑いを誘った。

1位には、5月6日広島戦の延長11回、坂口が放ったサヨナラ適時打が選ばれた。隣で不満げな上田に対し、坂口は「日頃の行いの違いが出ましたね」とにんまり。「ぼくだけヒットで(5~2位まで)みんな本塁打で、かっこいいなと思っていました。何か1つでもでも1位をとれてよかったです」と話した。