阪神大山悠輔内野手(23)が4日、西宮市内の球団事務所を訪れ、契約更改交渉に臨み、500万円増の年俸3000万円でサインした。

「やっと1年間が終わった感じがした。改めてはんこを押して、この1年間の悔しさもあった。来年のモチベーションとして、また一からスタートが切れるようにしたい」

大卒2年目の今季は117試合に出場。打率2割7分4厘、11本塁打、48打点の成績を残した。

開幕戦では巨人菅野から右翼席に1号2ランを放ち、好スタートを切ったように思われたが、打撃不振に陥り、6月には2軍落ちを味わった。

「(来季は)中心選手になっていかないといけない。まずは、自分のことをしっかりやっていかないと」。その言葉からは固い決意がにじみ出ていた。(金額は推定)