阪神ドラフト1位の大阪ガス・近本光司外野手(24)が8日、兵庫県・西宮市内の大阪ガス今津総合グラウンドで行われた野球教室に参加。大阪・吹田市内の中学校14校から集まった約50選手を対象に指導を行った。

野球少年たちとふれあうと「小学生、中学生は野球が楽しいからやるという感じだと思う。自分もそうだった。今も楽しんで野球をやっているけど、また違う楽しさが少年たちにある。その少年たちのように自分も(プロで)野球ができたらいいなと思います」と童心を思い返してスタートを切るつもりだ。

また、FA移籍でチームメートとなる西の投球については「コントロールが良いと聞いているので(守る際に)すごく助かると思います。野手はキャッチャーの動きだったり配球、サインによってポジショニングを変えるので」と喜んだ。続けて「(打者の)アウトコースに投げれば、アウトコース側に打球が飛ぶことが多くなる。それを意識した上でのポジショニングなので、そこで逆球のインコースに行ってしまうと、ポジショニングが逆なので、ヒットの確率が増えてくるだから、コントロールがいいピッチャーというのは守りやすいです」と説明した。