巨人菅野智之投手(29)と宮国椋丞投手(26)が10日、神奈川・伊勢原市内の東海大医学部付属病院を訪問した。

両選手は骨髄移植などで長期入院している子どもたちが学ぶ院内学級のクリスマス会に参加。キャッチボール、クリスマスプレゼントの配布などで交流し、子どもたちからは楽器の演奏が贈られた。

菅野は「今年もこういう活動をさせてもらって、子どもたちに元気とかそういうものを与えられたと思って活動しています。自分たちがシーズン中に苦しいこと、つらいこと、悩みごともありますけど、ここに来るとそんなものはちっぽけなものだなと思いますし、来年の活力になったと思います。来年もしっかりここに戻ってくるということを目標に頑張りたい」とコメント。5年連続5回目の訪問に「短い時間ではありますけど、継続してやるということがどれだけ難しいか、それと同時に継続してやることに意味があると思いますし、大切なことだと思う。自分が現役でいる間は、オフもそれなりに忙しい時期ではありますが、こういう活動は続けていきたい」と、言葉を続けた。

2年連続2度目の訪問となった宮国は「僕の方が力をいただいたと思っているので、また来年もここに訪問できるように頑張りたいです」と来季の活躍を誓った。

球団は社会貢献活動「G hands」の一環として骨髄バンク支援活動に取り組んでおり、院内学級への訪問は06年以来13回目となった。