阪神北條史也内野手(24)が21日、大阪・和泉市の大阪母子医療センターを慰問し、クリスマスパーティーに参加した。今年は、社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手を表彰する「若林忠志賞」を受賞。この日は受賞による活動資金100万円を、同施設に寄付した。

北條は、入団した13年から毎年、障害児入所施設や母子医療センターを訪問するなど社会貢献活動を継続。「毎年来させてもらって、本当にありがたく思います。今年は若林忠志賞を受賞させていただき、光栄に思います。これからも毎年来るので、僕の顔を覚えておいてください」と話した。

クリスマスパーティーでは、質問コーナーや○×クイズに参加。「将来の夢はなんですか?」という男の子の純粋な質問に「少年時代はプロ野球選手でした。今はお金を稼ぐことです」と笑顔で回答。「初給料で買った物はなんですか?」という質問には「ブランドもののダウンジャケットです」と明かした。「北條選手は前にけがをしているけど、どうですか?」という男の子の心配するような声にも「3カ月たっているので、バットもぶんぶん振れているので大丈夫です」と答えて安心させた。