阪神育成ドラフト1位の片山雄哉捕手(24=BC福井)が4日、愛知・大府市内の母校、至学館大グラウンドで自主トレを公開した。

キャッチボールやランニングで汗を流し「これから注目される選手になれるように、態度も姿勢も意識していますし、1日でも早く結果を出して支配下に、という覚悟はあります」とプロの世界に挑む決意を語った。

同じく独立リーグ出身でドラフト6位の湯浅京己(あつき)投手(19=BC富山)とともに昨年12月、他の新入団選手よりも一足早く入寮。7日からは新人合同自主トレ、2月からは春季キャンプも始まる。「いろんな人に話を聞いてみたい。どんな感覚を持っているのか、どういう世界観で野球を見ているのか、どういった感覚で打っているのか取っているのか」。同じポジションの捕手だけでなく、たくさんの先輩を“質問攻め”にするつもりだ。

プロ1年目のテーマは「辛抱強く」に決めた。「育成の選手ということで、厳しい目で見られると思う。自分のやるべきことを自覚して、食いしばって付いていってアピールしたい」。今年入団した唯一の育成選手。辛抱強く努力を続け、1日でも早い支配下登録を目指す。