ヤクルト村上宗隆内野手(18)が2年目の飛躍を目指す。4日、自主トレ先の米国ロサンゼルスへ向け、羽田空港発の航空機で出国。「とにかく打撃。キャンプからいいスタートを切れるように頑張りたい」と冷静に意気込みを語った。

現地では、先乗りしている青木宣親外野手(36)や巨人岩隈久志投手(37)ら大物と汗を流す予定。「岩隈さんはすごい投手というイメージで、すごくありがたい経験。1つでもプラスにしてヤクルトの勝ちに貢献できるようになりたい」と話した。

年末年始は熊本市内の実家で過ごした。3日午後に発生した震度6弱の地震については「僕のところは震度3くらい。心配していただきましたが、全然、大丈夫でした」。2016年4月の熊本地震の際は高校生だった村上。将来的は被災地の支援などについては「今は自分が結果を出して、プレーで元気づけられるように頑張りたいです」と話した。

チームメートの上田剛史外野手(30)西浦直亨内野手(27)宮本丈内野手(23)も、ともに出国した。