日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(17=金足農)が9日、2軍施設の千葉・鎌ケ谷で始まった新人合同自主トレに参加した。 午前10時から、栗山監督、荒木2軍監督らが見守る中で、同期の選手らとともに練習をスタート。入念なウオーミングアップの後、ドラフト5位柿木蓮投手(18=大阪桐蔭)と約10分間キャッチボールを行った。練習中には栗山監督から約2分間、訓示を受ける場面もあった。

この日、鎌ケ谷は雲1つない快晴だったが、冷たい風が吹く中での練習となった。しかし、その一挙手一投足を一目でも見ようと訪れたファンは700人、報道関係者はのべ34社83人が集結した。

新人合同自主トレ初日を終えた吉田輝は「自主練習より充実した練習が出来たと思います。同期のメンバーの人たちとできたんで良かったです」と笑顔を見せた。2月1日に始まる春季キャンプへ向けて「試合に向けて体を合わせていくというのと、基本的な体力づくりをしっかりしていきたい。マウンドに上がったら、1年目とか関係ないと思うんで、いつも通りの強気なピッチングをしたい」と意気込んだ。