“脱ライアン”投法を披露した。ヤクルト小川が29日、埼玉・戸田球場でブルペン入り。冷たい強風が吹き付ける中、1つ1つの動作を確認しながら座った捕手に38球を投じた。

右足のヒールアップをなくし、ワインドアップからセットポジションへ。足を上げる角度も変えた。<1>足を上げるリズム<2>体の開きを抑えるグローブ側の手<3>着地のバランス<4>リリースポイントの4つを重点的に意識し、練習に取り組んでいる。体への負担の軽減や、制球力向上のための挑戦で「変えていくことが、成長につながると思う。手応えはあるし、これからいいボールを増やしていきたい」と話した。

2年ぶりの1軍キャンプスタートも決定。2月1日に向けて「しっかり鍛錬して、充実した1年だったといえるように、気力も体力も磨いていきたい」と意気込んでいた。