ウル虎で熱いシーズンにするぞ! 阪神は1月31日、「ウル虎の夏2019」の開催要項を発表し、新主将の糸原健斗内野手(26)と選手会長の梅野隆太郎捕手(27)が同イベントで着用するサードユニホームのモデルとして登場。若き主将と選手会長の2本柱が、熱い誓いを立てた。

糸原の左胸には「C」が輝いた。この日、初めてキャプテンマークを披露。「重いです。Cマークは重いです」。鳥谷、福留といったスターから受け継いだ重責をかみ締めた。26歳は阪神史上最年少での主将就任。「シーズン中は苦しい時が来ると思う。引っ張っていけるように頑張りたい」と引き締めた。

選手会長2年目の梅野も、チームの中心として自覚は強い。いよいよ始まるキャンプに「まずは選手全員が、シーズン1年間通してケガなくやれることが一番だと思う。個人的にもキャリアハイを目指して、いい準備をして開幕を迎えたいという気持ちでいっぱいです」と意気込んだ。

今年の「ウル虎イエローユニホーム」は全面に燃える炎がプリントされた華やかなデザイン。梅野と糸原は、製作段階から意見を出していたという。糸原は「炎をイメージしている。心も燃えている」とキリリ。梅野も「このユニホームを着て勝ち越したら、チームのいい成績につながってくると思う。選手は熱くなって戦いたい」と力を込めた。昨年の「ウル虎の夏」は1勝5敗。今年こそ燃える夏、熱いシーズンにする。【磯綾乃】

◆ウル虎の夏2019 7月23~25日のDeNA戦と、7月30日~8月1日の中日戦の計6試合(いずれも甲子園)で開催する。同イベント用のサードユニホームは、4月30日からの広島3連戦(甲子園)でも披露を兼ねて着用する。