長野久義外野手(34)と広島ドラフト1位小園海斗内野手(18=報徳学園)が12日、そろって広島初安打を記録した。

まずは巨人から加入の長野。ジョンソンと対戦し、1ボールから外角球をたたいて右翼手と二塁手の間にポトリと落とした。実戦形式初安打に沸くスタンドに応えるように、長野はマウンドのジョンソンまで歩み寄り記念球をもらってスタンドに掲げて応えた。

小園は大瀬良と対戦。カウント2-2から外角カットボールにうまくバットを合わせて、中堅前に運んだ。こちらの記念球も先輩選手の声掛けによって、小園の元に戻ってきた。ともに開幕投手候補からの“初安打”となった。