ロッテ安田尚憲内野手が攻守で明暗を分けた。打撃は2安打を放つも、三塁の守備は2失策。

2回にゴロを一塁へ悪送球し、3回にはウィーラーの強烈な打球に突っ込んだが、ボールはグラブの下を抜けた。

安田は「ああいう強い打球に反応できるように。守備は課題なので、もっともっと練習してやっていきたい」と反省。井口監督も「これも経験。イニングや点差の状況判断も含め、やるべきことはたくさんある」と話した。

打撃も2安打とはいえ右翼へ単打2本。大きく育てたい首脳陣の求めるものではなく、安田も「内容はあまり良い感じじゃない。もっと強いスイング、強い打球が出てくれば」と満足しなかった。

試合後には鳥越ヘッドコーチと話し合い「15分間、一生懸命振ってこい」と素振りへ送り出された。「結果だけじゃなくて内容にもこだわりたい。(18日の)休みを挟んで試合がある。もう1回アピールできるように」と前を向いた。【千葉修宏】