右肩痛で2軍調整中のDeNA梶谷隆幸外野手(30)が、復活へ向け強い覚悟を示した。22日、指名打者として出場予定だった韓国・ハンファとの練習試合が雨天中止に。「打席には立ちたかったですが、まだ1カ月あるので。肩も良くなってきているので、けっこういけるんじゃないかと思います」。半年ぶりの実戦はお預けとなったが、順調な仕上がりを強調した。

実績十分の梶谷だが、昨季は死球による右手首骨折など、相次ぐ故障で41試合の出場にとどまり、8月には右肩のクリーニング手術を受けた。今季の外野には筒香、桑原に加え、神里、細川ら若手の強打者が台頭しているだけに、盤石な立場でないことを自覚している。「今年は瀬戸際なので。あと2年で終わるか、5、6年できるかという年になる」。今後の実戦で着実に結果を示し、足場を固めていく決意だ。