阪神藤浪晋太郎投手(24)が、ソフトバンクとのオープン戦で7回から登板し、2イニングを2安打無失点だった。

7回は先頭の栗原に、初球151キロを捉えられ、右安打を許したが、スチールを捕手梅野が刺して1つ目のアウト。続く代打・釜元をフルカウントから一ゴロに。次打者の周東も一ゴロに仕留めた。

8回は谷川原を投ゴロ。続く高田には左翼線二塁打を許した。1死二塁から高谷を右飛に、2死三塁で福田を二飛に打ち取った。

沖縄・宜野座キャンプでは実戦計9イニングを投げ、被安打13、9四死球、6失点。前回登板した2月24日・中日戦でも死球から崩れ、4回を6四死球で4安打3失点と苦しんだ。沖縄のブルペンで1日で200を超える球数も投じながら、懸命にフォーム固めを継続していた。

この日、走者がいない場面では、ノーワインドアップでの投球。リリースの腕も以前より下げた印象だった。