ポスト浅村を担う西武外崎修汰内野手(26)が、新旧対決に挑む。

9日からの倉敷2連戦は、このオフ西武からFA移籍した浅村のいる楽天が相手。外崎は今季、その浅村がいた二塁に入ることが濃厚だ。

「浅村さんと比較されることは十分覚悟した上で、自分なりにやれるところをしっかりと見せていければ」。公私ともに慕う先輩と初めての直接対決に覚悟を決めた。

攻守にユーティリティー性が高い。内外野をこなすが、春季キャンプから内野をメインに練習。実戦に入ってから定着し、二塁での開幕がほぼ確実だ。攻撃でも6番が基本線だが、オプションとして3番起用もある。「打順で打撃が変わることはない」。6日のソフトバンク戦では3番で適時打。3番二塁浅村の穴を感じさせない働きを見せる。

浅村とは色は違うが、チームに不可欠な存在なのは同じ。「求められたところでしっかり役割を果たせるように準備していく」。外崎らしく輝きを放つ。【栗田成芳】