DeNA梶谷隆幸外野手(30)が26日、1軍に合流した。

昨年8月に右肩クリーニング手術を受け、2軍調整中だったが、1軍登録前日に横浜スタジアムでの全体練習に顔を見せた。

「痛みの感じ方が変わっている」と送球練習では約100メートルの距離をこなすなど、回復ぶりをアピール。「もちろん、そこはね。当たり前でしょ」と開幕1軍へ、強い決意をのぞかせた。

守備練習では本職の右翼ではなく、中堅に入った。ラミレス監督は「練習を見て、どう使うか見極めたい」と1軍登録についての明言は避けたが、以前から「ある程度メンバーは決まっている。その上でサプライズはある」と話しており「1番中堅」で開幕スタメンの可能性も十二分にある。

若手の楠本が打率3割8分8厘でオープン戦首位打者を獲得し、桑原も健在の状況だが、梶谷は「天気と一緒。どうこうしても仕方ない。全く気にしていない」。主軸の復帰で、チームが活気づいてきた。