日本ハムは手痛い逆転負けで2連敗となった。

1点リードの8回に浦野がウィーラーに決勝の4号2ランを浴びた。「昨日やられてしまったのに、今日、監督がチャンスをくれた。でも、その期待に応えられなかった」。浦野は2日にも浅村に1号2ランを献上。この日はワンポイント起用となった宮西をリリーフする形で浅村と再対戦。二ゴロに抑えてリベンジも、直後に悲劇が待っていた。

本来は宮西を1イニング投げさせたい場面でもあった。栗山監督は「体のことも含めて(この日の出番は)少なくと思っていて」と説明。昨年11月に左肘を手術した宮西に気温の低い状況下で無理をさせないこと、さらに浦野にもやり返すチャンスを与えることを選択も結果は裏目に出た。浦野や玉井はチーム5戦目で4試合に登板するなど、早くもブルペンがフル稼働の中で4日は先発を斎藤佑樹に託す。「いけるところまでいってもらう」。上原とともに中継ぎ陣を休ませるような快投を期待した。