阪神秋山拓巳投手(27)が8日、甲子園球場で行われた1軍の投手練習に合流した。

11日DeNA戦(甲子園)の先発が見込まれる右腕は「不安な気持ちも少しあるけど、2週間前くらいから状態は良くなっている。初回から飛ばして、まずは先を考えずにやっていけたら」と意気込みを語った。練習では昨年6月22日広島戦以来となる本拠地のマウンドをチェック。実際にマウンドから17球を投げた。

秋山は昨年10月に右膝のクリーニング手術を受けてから順調に回復。2軍キャンプから開幕ローテを狙えるところまで着実にステップアップしていた。4日の巨人戦ではプロ初先発の浜地が4回6失点を喫して2軍落ちが決定。入れ替わる形で秋山の1軍昇格が決まった。5日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)では5回3失点にまとめて1軍登板を見据えていた。