楽天足立祐一捕手(29)が攻守に活躍も、悔しい黒星となった。

7回にオリックス山岡から今季初安打となる1号ソロを左翼席に運び、一時は同点に追いついたが「(5回に)バントを失敗しているので。(大事なのは)そっちですね」と反省を口にした。

守っても1回に西浦、5回に大城の二盗を阻止。今季チームで盗塁を阻止していたのは、4月7日のオリックス戦で捕手を使い切った9回からマスクをかぶった内野手登録の銀次だけだった。「日頃の練習の成果が出た」とうなずきつつ、勝ちにつなげられなかった悔しさは募る。「野手が山岡投手から4点取ってくれた。なかなか(山岡から)4点取るのは難しい。3点に抑えないといけなかった」と終始険しい表情だった。