大商大が連勝し、2季ぶり18度目(旧リーグを含む)のリーグ優勝を決めた。残り1節で勝ち点で並ばれる可能性はあるが、8戦全勝で勝率1位が確定し、規定により1位が決まった。

6月10日開幕の全日本大学選手権(神宮、東京ドーム)に出場する。

初回に5番の戸田航史内野手(3年=大商大高)の左前打で1点先制。3回には主将の笹治健汰外野手(4年=近江)が左越えに2ランを放って優位に進めた。

6回に先発の花村凌投手(2年=神戸国際大付)がつかまった。2点を返されて1点差。なお2死三塁でエース大西広樹(4年=大商大高)が登板。見逃し三振に仕留めてピンチを切り抜けた。3-2の8回には戸田に貴重な左越えソロが飛び出した。大西は最後までリードを守った。

今季は下級生から主戦格だった大西と橋本侑樹投手(4年=大垣日大)が計算通りに働き、花村ら1~3年生が両輪を支えた。打線も福元悠真外野手(2年=智弁学園)、小野寺暖外野手(4年=京都翔英)の3、4番を軸に切れ目がなく、危なげなく勝ち点を積み上げた。