広島の鈴木清明球団本部長は6日、4日巨人7回戦(マツダスタジアム)で緒方監督が退場処分を受ける契機となったプレーに関する意見書について日本野球機構(NPB)から回答を受けたことを明らかにした。

「冷静に協議すれば防げたかもしれないというのはあった。今後こういうこと(リクエスト対象外のプレー)について冷静に協議するという話があった。(回答書を確認し)すべて理解した。今後は正しく対応していく方向になるんじゃないかと思う」。

4日の試合では、1回に菊池涼が遊撃手の悪送球で出塁したが、一塁をオーバーランしたとしてタッチアウトになった。緒方監督は二塁進塁の意思がないことの確認に出たが、リクエストによるリプレー検証された結果、判定は覆らずに緒方監督が抗議して退場となった。

回答書を確認した緒方監督は「もちろん理解したし、こちらの対応の拙さもあった」と話した。