矢野燿大監督(50)が8日、実戦復帰した原口に祝福とエールを送った。大腸がんからの復帰を目指す原口文仁捕手(27)がこの日、ウエスタン・リーグの中日戦(鳴尾浜)で代打として実戦復帰。

ヤクルト9回戦(神宮)のために球場入りした矢野監督は「まずはここまで来られたっていうのもすごいことやし、打球も(映像で)見たけど、いきなりフミらしい、いい打球。まずは鳴尾浜で1打席立てたっていうのは大きな前進やと思う。これでおめでとうと言うとフミは『違います』って言うかもしれないけど、第1歩を踏み出せたっていうのは本当にめでたいことやと思う」と、感想を口にした。

今後についても「甲子園だったり1軍でフミらしい姿を見せてもらえるっていうのをみんな待ってると思う。焦る必要はないけど、楽しみがまた増えた」と笑顔で話した。