巨人坂本勇人内野手(30)がチームメートへ奮起を促した。

4点差の8回1死二塁、広島レグナルトの146キロを完璧に捉え、左翼席中段へリーグトップとなる16号2ランを運んだ。だが反撃は及ばず広島相手に引き分けを挟んで5連敗。2戦連発も空砲に終わった。

試合後には神妙な表情で取材に応じ「選手ひとりひとりがどうしたらいいのかを考えながらやるしかない」と思いを吐露した。続けて「チームとして戦いますけどバッターは打席に立てば1対1、ピッチャーもマウンドに立てば1対1。どうしたらやり返せるかを、みんなプロなので考えてやらないと」と言葉を選んだ。