腰の違和感でファーム調整中の巨人菅野智之投手(29)が4日、選手登録抹消後2度目のブルペン投球を行った。屋外でキャッチボール後に室内練習場へ移動し、立ったトレーナーを相手に29球。スライダー、カーブも交えて状態を確認した。2日に行った1度目のブルペン投球から休養日を挟み中1日と順調に段階を重ねた。座った捕手への投球も「自分の中で(イメージは)あります。体の状態、明日の反応を見て」と可能性を示した。

投球後には30メートルのダッシュを行い「走るのは問題ない。ひとつ言えることはだいぶ近くにあるな、ということです」と話した。

今季は8試合に先発し5勝3敗、防御率は4・36。5月15日の阪神戦で自己ワーストの10失点、5回2/3で降板。同月20日のブルペン投球時に腰の違和感を訴え、翌日21日に登録を抹消されていた。