今年の「秘策」は…。巨人菅野智之投手が1日、監督推薦でプロ入りから7年連続の球宴に選出された。昨年は西武山川へ110キロ台の山なりスローボールを披露し、スタンドをわかせた。今年のパフォーマンスには「まだ考えていないですけど、どこかで見せ場を作れれば」とにおわせた。
ただ、まずは屈辱を晴らすことに集中する。6月23日の前回登板ではソフトバンク相手にプロ最短の1回0/3、4失点で降板。昨季の前半戦成績は15試合に登板し9勝(5敗)、防御率2・21。今季は11試合で7勝(4敗)を挙げるも防御率は4・39と振るわない。
9連戦初戦の2日中日戦の先発まで中8日と時間をもらった。期間中は2度のブルペン入りなどで入念に調整。「この8日間、自分なりに野球と向き合ってやってきた。自分に期待してマウンドに立てれば」とプライドをにじませた。
数字も後押しする。今季中日とは1度対戦。5月1日に1失点完投勝利を挙げた。昨季も本拠地では2度の完封勝ちと相性がいい。中日戦後は8日からの阪神3連戦で前半戦最終登板を予定。「秘策」ではなく本来の投球で勝利をつかむ。【桑原幹久】



