日刊スポーツのネット連動企画「リクエスト制度」。今回は「もうすぐ夏の高校野球が始まります! 甲子園優勝選手たちが高校生の時にやっていた練習、もしくはルーティンがあったら知りたいです!」というベルたそさんの依頼にこたえました。

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82年夏、池田(徳島)「やまびこ打線」の中心だった巨人水野投手コーチは、準々決勝の荒木大輔(現日本ハム2軍監督)擁する早実戦で2本塁打を放った。2年生だった37年前、試合前のルーティンなどは「何も考えてないよ。相手がどんな投手かも知らないし、ビデオとかも見る感じじゃなかった」と自然体だった。「甲子園に行った解放感で、3年生もノビノビ打つようになった。荒木さんに勝ってからは祭り的な感じだったよね」と懐かしんだ。