日刊スポーツのネット連動企画「リクエスト制度」。今回は「もうすぐ夏の高校野球が始まります! 甲子園優勝選手たちが高校生の時にやっていた練習、もしくはルーティンがあったら知りたいです!」というベルたそさんの依頼にこたえました。

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13年夏、前橋育英(群馬)で優勝投手となった西武高橋光はゴムチューブ練習を挙げた。投球練習前に軸足の右足にチューブをくくりつける。プレート後ろから監督に引っ張ってもらい、シャドーピッチングを行った。ブルペン前の準備運動の一環で「体幹と重心移動が意識できて、ピッチングの質が上がった気がした」。また投げ込みも全力投球を控え、5割程度で100球。ストライクゾーンに投げることを意識し、投球のリズムを染みこませていた。