西武増田達至投手が、15年以来4年ぶり2度目の球宴に選出された。

日本野球機構(NPB)が9日「マイナビオールスターゲーム2019」(12日・東京ドーム、13日・甲子園)に、ソフトバンク今宮が負傷で辞退したため、増田を補充選手として選出したことを発表した。

前回出場した際、増田は「しゃべる人がいなかったので、ベンチの端っこに座っていました。一緒にいた涌井さん(現ロッテ)についていました」と緊張の時間を過ごした。今季は、8日終了時点で35試合に登板し3勝1敗12セーブ5ホールド、防御率1・59と安定感を見せての選出。胸を張っての出場も「人見知りなんで…」と遠慮気味だった。

西武からは、この日に「プラスワン投票」で選出された源田壮亮内野手と合わせて総勢7人が出場する。何よりも全パの指揮官は辻発彦監督だ。同僚の高橋光成、平井克典との継投も期待され「リレーができて、全員で抑えられたらいい」とマウンドで存在感を示していく。