ソフトバンクが9日、今季最大となる1度に4選手の入れ替えを断行した。

開幕からここまで勝ちパターンで投げてきた左腕リバン・モイネロ投手(23)、中継ぎでここ数試合結果を残せていなかった武田翔太投手(26)、先発陣のアリエル・ミランダ投手(30)、松本裕樹投手(23)が出場選手登録を抹消された。

モイネロは37試合に投げ1勝1敗、19ホールド、3セーブ、防御率1・51と好成績を残していた。5時間21分の大熱戦となった8日の西武戦(東京ドーム)ではベンチ入りも登板しなかった。前日7日に右膝を痛めたもので、倉野投手コーチは「そんなに長くかかるものではない」と説明した。

代わって田中正義投手(24)、川原弘之投手(28)、田浦文丸投手(19)、西田哲朗内野手(27)の4人を登録。今季初昇格となった田中は「夜中電話がかかってきました。球種にかかわらず腕を振り切ることを意識してやりたい」と話した。高卒2年目で初の1軍登録となった田浦は「早く投げたいですね。マウンドは確認しましたが高いですね」とうれしそうに話した。