ソフトバンクの後藤芳光球団社長(56)は10日、契約最終年の工藤公康監督(56)について、来季以降の続投に前向きな考えを示した。

この日、ヤフオクドームで西武14回戦を観戦し「まだ7月ですから」とし、具体的な議題に上がる時期ではないことを前置きしつつも「ぼく個人の希望としては、そうですね」と、引き続き指揮を任せたい考えがあることを明かした。工藤監督は15年の就任以降、2度のリーグ優勝と3度の日本一にチームを導いている。今季は柳田ら主力に故障者が相次ぐ中で、交流戦優勝も果たすなど、前半戦を終えた時点でパ・リーグ首位を独走。後藤社長は、手腕を高く評価している。