西武森友哉捕手が「球宴令和1号」を放った。

全パの「7番捕手」で先発マスクをかぶった。2回の第1打席で、1球目から観客の度肝を抜く。大瀬良の149キロの直球をフルスイング。豪快な空振りに歓声があがる。2球目は大ファウルを3階席に運んだ。1球見送りカウント1-2から、4球目を右翼スタンド2階席に運んだ。「真っすぐ1本! 1、2、3でいきました! 完璧な当たり」と先制2ランを振り返った。

プロ2年目の15年、19歳にして1号をマーク。2本目の昨季は、第1戦でMVPを獲得したお祭り男でもある。捕手としては初めてファン投票で選出されると「MVPとれるように頑張ります」と宣言。同時に「パ・リーグを代表する投手と組むことが楽しみ。『アイツ、下手くそだな』と思われないように頑張ります」と扇の要を担う責任感も口にしていた。序盤は千賀、有原を好リード。攻守で活躍を見せた。