プロ野球史上初の「スミ1内野安打勝利」から一夜明け、オリックス打線が、初回から爆発した。

先頭の福田周平内野手(27)が左中間への二塁打で出塁すると、送りバントで三塁へ進み、新人・中川圭太内野手(23)がセンターへのタイムリーヒットで1点を先制。続く4番吉田正尚外野手(26)が右翼へ適時二塁打。さらに、この日1軍に昇格し即スタメンに起用された杉本裕太郎外野手(28)も、右翼線への二塁打を放ち1点を追加。この回、4本の長短打を集中し3点を挙げた。中川は「追い込まれていましたし、なんとか転がして先制点を取ろうと思っていたので、タイムリーになってくれてよかったです」と話し、吉田正も「しっかりと自分のスイングで打つことができました」と喜んだ。